先月、密かに「健康管理士」という資格を取得しました(祝!)
ただ、
こういう資格系すべてに言えることですが、取って満足していてはいけません。むしろ取ってからがスタートです。
健康は奥が深いので、日々学んで、皆様にとって有益な情報をお届けできるように邁進いたします。
テレビや雑誌を見れば、新しいダイエット方法の特集が出ては消えての繰り返し。
結局残るのはホコリをかぶった健康器具だけなんてこともよくある話です。
健康になることはとってもシンプルです。
何度でも言いますが、健康は
食事・運動・睡眠の三本柱です。
この三本柱をないがしろにして、小手先のテクニックに走っても意味がありません。
まさに砂上の楼閣。
健康管理士の勉強を通じて、改めて体系的な知識は必要だなと実感したところです。
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さて、今回のテーマは「寝よう」です。皆さん寝てますか?
日本人は睡眠時間が世界一短いことで有名ですよね。
前述の通り、睡眠は「健康三本柱」一つですから、本当に本当に大切です。大げさではなくたいていのことは寝れば解決します。
「数千匹の羊を数えても一向に眠れないんだよね」という方や、「もっと熟睡したい!」という方もいらっしゃると思います。
お気持ちよくわかります。
でももうだいじょうぶです。
晴れて「健康管理士」となったこの私めにお任せください。睡眠については私自身も試行錯誤を繰り返して幾星霜。これからお伝えする「よく眠れる方法」は私も実践して効果を実感したものだけをピックアップしております。
ぜひお試しくださいまし。
- 朝日を浴びる
人間のこめかみ付近には、視交叉上核(しこうさじょうかく)という体内時計があります。日光を浴びることで、朝を認識して体内時計をリセットしてくれます。
加えて、セロトニン(別名ハッピーホルモン)が分泌されるのですが、これが、夜になると眠気を誘うメラトニンの材料になります。
つまり、よく眠れるかは、その日の朝から勝負が始まっているというわけです!三十分ほど日光を浴びると良いらしいですが、私の実感的には五~十分でも良いと思っています。
ぜひ朝散歩を取り入れてみてください。ちなみに大豆やバナナ、アーモンドに含まれるトリプトファンは、セロトニンの材料になりますので、意識的に取り入れてみるのも吉です。
- 寝る前に食べない
食事は就寝の二~三時間前には終わらせましょう。
二十三時に寝るなら、二十時以降は何も食べないのがおすすめです。
睡眠は体のメンテナンスをする時間です。
寝る直前に食べ物を胃に入れると、消化に力を使わざるを得なくなるため、睡眠の質が低下してしまいます。
加えて消化不良や肥満の原因にもつながりますので、いいことはありません。
寝る前はたばこやお酒などの刺激物も避けるとベストです。
- お風呂に浸かる
寝る一時間前に熱すぎないお湯に十分程度浸かってみましょう。
個人的には四十二~四十三度が好きですが、人によって感じ方は違いますので、自分に合った熱すぎない温度がいいですね。
お風呂に入ることで深部体温が上がります。人間は深部体温が下がると眠たくなる性質があるので、お風呂から上がった後、だんだん深部体温が下がっていき眠くなってきます。
- ブルーライトを避ける
お風呂から上がったら、もうスマホやテレビは見ないようにしましょう。
ブルーライトを浴びると、脳が日中と勘違いし、眠気を誘う物質であるメラトニンの分泌がはかどりません。
私もここ数か月間、お風呂から上がった後はブルーライトを避ける生活をしていますが、明らかに睡眠の質が上がりましたので、間違いないです。
- 本を読む
「スマホもテレビも封じられたらやることなくなっちゃうよ!」という方は、読書をしましょう。読書は眼への刺激がないので、睡眠の質へ影響はありません。
むしろ、少し難しい本だと、すぐに耐えがたいほどの眠気に襲われて「スッ・・・」と入眠できます。
私も最近はずっと寝る前は読書しています。
- 腹式呼吸をする
睡眠は「副交感神経」を優位にしてなんぼの世界です。
「腹式呼吸」は、最も手軽に自分の意思で副交感神経を優位にできる方法なので、やるっきゃないですね。やりかたは簡単です。
息をゆっくり吸って、吸った秒数の倍の時間でゆっくり息を吐きましょう。
例えば、私の場合「四秒吸って八秒かけて吐く」を繰り返しています。これはマインドフルネスでも使われるものですので、寝る前以外でもリラックスしたい時にも使えます。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
魔法みたいな話はなく、
初歩的なことばかりですが、大事なことは全て初歩的なことです。
基本的にはこの六つをきちんとやれば、ほとんど寝られます。
少しでもお役に立てたら幸いです。
PS.
慢性的な不眠症に悩まれている方は、無理せずお医者さんに診てもらいましょう。