物理的な余白が精神的な余白を生む

健康

さて、突然ですが、とにもかくにも「断捨離」の季節ですよね。

 

眠っていませんか?

「買って満足してしまった何年も読んでない本」、「もはや二度と着ることのない服」、「来週捨てようと思って三年が経過した使わない家具」・・・ほかにもたくさんあるはずです。使ってないけどもしかしたら今後使うかもしれないシリーズ!

 

この際、

すべて手放しましょう。

今すぐ!

私も最近、思い切っていろいろと捨ててみましたが、全然違いますね。気分爽快です。

 

いわゆる「ものをほとんど持たないミニマリスト」になりたいとは思いませんが、

シンプルに「使ってないもの」って要らなくないですか?

 

たしかに、捨てる時って迷いますよね。結構高いものだったり、人からもらったものだったり・・・

 

でもね、勇気をもって捨ててみてほしいんです。数日後には、捨てたことすら忘れていますから。(私は覚えていません。)

 

要らないものを捨てるごとに、

「無意識に存在する執着心」も消えていき、不思議と心が軽くなります。

 

 

さらに、ものが減ると掃除もしやすくなります。

掃除をすると気分もよくなり、さらに要らないモノも捨てようという気持ちになります。

まさに好循環!(グレート!)

 

本当に気持ちが前向きになりますのでオススメです。

 

是非ですね、今この瞬間、周りを見渡して、「これ使ってないな」と思ったものがあれば、ごみ箱にすぐさま突っ込みましょう!

 

とはいえ、「SDGs」も叫ばれている昨今ですから、リサイクルに出したり、人にあげたりするのも良いかと思います。

 

本であればブックオフが家まで回収しに来てくれますし、ブランド品であれば近くの買取屋さんがお金に変えてくれるかもしれません。便利な時代です。

ただ、元をたどれば、

一番の断捨離は「モノを買わないこと」です。

 

昔はモノがあればあるほど生活が豊かになると思っていましたが、そんなことはありませんね。今では、足し算ではなく、どれだけ引き算できるかを考えるようになっています。

 

その結果、余計な迷いも減り、心が以前より穏やかになってい(るような気がし)ます。たぶん。

 

断捨離中、私はふと気づきました。

「箱が諸悪の根源」だと。

 

何かが入っていた箱、何かが送られてきたときの箱、、、

収納ボックスとして使ってらっしゃる方も多いのではないでしょうか?

私もそうでした。

丈夫でなんともよさげな箱が手に入るやいなや、やれ「本を入れよう」とか、やれ「小物を収納しよう」とか・・・

自分の家が気づけば要らないものを大量に詰め込んだ「箱の倉庫」と化しているなんてことはままあります。やれやれです。

(私だけだったらスミマセン)

だからこそ、箱を捨てましょう。

良さげな箱を捨てるのは少し抵抗がありますが、捨てましょう。

箱さえなくなれば「ひとまずよさげな箱に入れておこう」という後回しを避けられ不要なものを捨てやすくなります。

さて、ありませんか?周りに箱。

 

それです。それを捨てましょう。

 

物理的にも精神的にも、手放しづらいなと思うものほど、手放した時のインパクトは大きいです。

 

物理的な余白は、精神的な余白につながります。

 

「なんだか最近モヤモヤするなあ」とか、「いろいろと考えこんじゃうなあ」という方には特におすすめなので、お試しください。

 

最後に、最近読んだ「反応しない練習」という本がとてもよかったので、少しご紹介致します。

 

断捨離について書かれた本ではありませんが、執着を手放すことの意味と方法を説かれているので、通じる部分があります。

あくまで反応しない「練習」なので、すぐに習得できるものではありませんが、かなり考え方は変わると思います。

私も最近読んだばかりですが、ちょっとしたことでは動揺しなくなりました。素晴らしい本です。久しぶりにもっと早く読んでいればよかったと思える本でした。

 

いやー、執着しちゃいますよね。

変えることのできない過去にいつまでも執着したり、まだ起きてもない未来に勝手に絶望したり。

 

無駄に反応する人生は終わりにしませんか?

・・・・・・・・・・・・・・

反応しない練習著/草薙龍瞬

ということで!断捨離を終えたら、ぜひ読んでみてください。

ロングセラーで人気の作品なので、もう読まれている方もいるかもしれませんが、何度も読み返したいですね!